私たちについて
敬意を忘れてしまった大人たちへ
ツーリングチーム河内旅団を創団した経緯、そして河内旅団の柱としてチームに携わる私たちメンバーについてご紹介しています。
お時間がございましたらぜひ最後までご覧くださいませ。
ストーリー
◼️ツーリングクラブに憧れて
世間がY2K問題で騒がしかった頃、大型二輪免許を取得しリターンライダーの仲間入りを果たし、当初はホンダのX4であちこちをソロで走り回っていました。いつの頃かマスツーリングにも憧れ、いくつかのツーリングクラブに参加させて頂きました。
しかしながら、自分の理想としているクラブには出逢えず、マスツーリングを諦めかけていました。
今からおよそ20年前、まだiPhoneが発売される前ですから、出逢えるツールはパソコンしかない時代です。
◼️河内旅団の黎明期
そこでYahoo!掲示板を使って「河内のライダーさんへ」というトピを立ち上げました。
これが見事に当たりました!
メンバーさんの人数も増え、幅広い年齢層で40人近くにまでなった時、大小のトラブルが頻発するようになってしまいました。人が集まるとしょうがないんですね。
そんな頃だった思います。当時のあるメンバーさんから「コアメンバーだけで淡路島ツーリングに行きませんか?先導をお願いします」とお誘いを受けて参加したんですが、帰りの水仙峡ラインで路線バスと正面衝突。
これはマジで痛かった!
(実際のケガとしては左手骨折・左肩脱臼・右半身打撲の全治2か月)
臨場していただいた警察官の方が「お互いの顔しか知らんの?本名も電話番号も知らんのに仲間って言えるの?」と、とても驚いておられたそうです。
誰一人として私の本名を知らないということで、家族に連絡する術がこの時のバイク仲間にはなかったんです。
なにしろ私は、ヘルメットが割れ、頭部より出血が見られ、脳震盪で意識を失っていただめ、周りの人は「あかんな」と思っていたそうですから。
これ以降、私を含めてメンバー全員のお住まいや電話番号をお聞きすることにしております。いわゆる個人情報の交換ですが、万一の事故等を除いては望まない連絡は今日に至るまで一切行ったことはありませんし、今後もありません!
◼️河内旅団の名称の由来
河内から日本全国へ旅する集団になりたいということから名付けました。
◼️【柱】について
河内旅団には【柱】というポジションがあります。某人気アニメ的かも知れませんが、それと違わず河内旅団を支えるとても大切な存在なのです。
【柱】のメンバーが順番に定例ツーリングの幹事を行ない、静止画・動画の撮影、コーヒーやお菓子の差し入れ等を行なってくださいます。
この【柱】なんですが、自薦他薦の類ではありません。
団長の私自身が独断と偏見でその方に前触れなくお願いして【柱】というポジションを引き受けて頂いています。それは、これまでの経験を活かして、メンバーみんなの笑顔のためにご尽力頂けるかどうかを私だけで判断しています。
また【柱】に定員はなく、メンバー数を上限としています。
◼️初めての参加でも疎外感を感じない河内旅団
最初から友人だったメンバーはお一人もいらっしゃいません。みなさんがお一人で参加され現在に至っています。「たくさんの方から話し掛けて頂いて、初めて来た感じがしませんでした」「こんなにあったかい人たちなんですね」そのほかにもたくさんの嬉しい感想が耳に入ってきます。
もし自分が初めて参加するなら「こんなの嫌だなー」と思うものは出来る限り排除させて頂いており、また既メンバーのお一人お一人が先輩から受け取った優しさのバトンを次の方へお渡しくださっています。
◼️最後に。お互いを尊重し合う・敬意をもって頂きたいということ。
私を含めて、柱の皆さんも100%ボランティアで幹事を引き受けています。
定例ツーリング時の幹事さんへ書き込みやLINEだけで「感謝」を伝えるのではなく、そこに「態度」もプラスして頂けると嬉しいです。
幹事さんはそれぞれがしっかりとプランを練り、中には下見をされている方も多くいらっしゃいます。
このサービス精神や努力を単なる文字だけで終わらせて良いものかといつもおもっています。
そのことをご理解いただいた上でご参加いただければ幸甚に存じます。